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ここではアコードワゴンの全塗装を紹介します。
この車が持ち込まれた時の塗色はコバルトブルーパル(B−54P)で中古車で購入したそうで
展示車の時にはたいして気にする所は無かったそうです。しいて言えばボンネットの真中に
チョコンとタッチペンがしてあったのだそうです。
ところが一夏越した頃からタッチペンの付近より膨らみが目立ち始め、
しまいには塗料が剥れてきてしまったそうです。
みっともないのとショックで洗車にも気合が入らず部分塗装も考えましたが、塗装全体がボケて
艶のない状態で、「それならいっそ全塗装でもってリフォームをしてしまえ!」と言う具合で工場に
持ち込まれました。


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左の写真が持ち込まれた時の状態です。
オーナーは傷らしい傷はないと言ってましたが、見積もりの段階で
ルーフ、ボンネット、バックドアに雹(ヒョウ)にやられたらしく
ほんの僅かな凹みが結構見つかりました。

ボディ色はパールホワイトに以前から決めていたらしく、一言でパールホワイトと言っても専門的には
ホワイトベースに干渉パールマイカ(半透明で角度により光彩する)を塗装し、クリアーで仕上げる
いわゆる3コートと呼ばれてる奴です。
パールホワイトに決めたはいいのだけれど、干渉パールマイカの種類にピンクやブルーやグリーン、
ゴールドなど、あまりに種類があるのでどれにしたら良いのか解らなくなり最終的には色見本を
持って帰ってもらい、良く悩んでもらいました。

結果、スカシが赤味が出て正面がグリーンに光り、パール粒子の粗いホログラムのような感じになる
ホワイトベースのグリーンマイカに決定しました。


accord_2.jpg (15761 バイト)

ゲッ!何でこんな風になってしまったんだ!?
修理の仕方説明もしてます。

ボンネットもスッキリ仕上がり、今までの暗いイメージから明るいイメージに
リフレッシュしました。
(この車のオーナーは女性です。)

accord_5.jpg (34803 バイト)

同じ車で色が変わればイメージも変わります。

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