KAWASAKI Z-2 プレスタンク
サフェーサーが入るまでの作業

ココでは Z-2 のタンクを仕上げた時の事を紹介します。
エンブレムの取付けプレート周辺の錆びが特に目立ちました
この当時のタンクはビスによってエンブレムが取付けられている為に
プレートがスポット溶接されており上塗りだけでは隙間に塗料が
入り込まない為、プレートとボデーの間は鉄板剥き出し状態になっている訳で
日常のホコリ、チリ等が堆積してそこへ洗車時等の水が入り
いつまでも湿った状態が続くと錆びが・・・・・
良く起こる現象です。

錆びる前の対策としては自動車のボデーに使われる
防錆ワックスをプレートの周りに塗る事を薦めています。


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z2tank.jpg (21503 バイト) 錆びて塗装が押し上げられてしまってます。

このタンクは見かけによらず
サンドブラストだけでここまでになりました。
タンクによってはプレートを外し、
ブラストをかけてからプレートを再溶接することもあります。

z1tank_1.jpg (12804 バイト)

z1tank_2.jpg (17736 バイト) 旧塗膜を剥離、磨いた様子。
この磨きによって優れた密着力が得られます。

上部に緩い歪みがあり、パテで整形しました。

z1tank_3.jpg (31296 バイト)
z1tank_4.jpg (21132 バイト) わずかに黄色くなっているのはウォッシュプライマーのせいです
リン酸皮膜を形成しサフェーサーの密着も良くなります。

サフェーサーが入り大まかな下地作業の終了です。

z1tank_5.jpg (21326 バイト)