ZX-1100(アッパーカウル) |
ボディ色/ ブラック(ソリッド) |
ニコイチ編 |
破損した2つのカウルを破損していない部分を利用して一つにしてしまう修理方法です。
粉砕骨折の片側、これを修理するのは大変です。 そこで、部品取りになりそうな同じカウルを探します。 |
右側は程度が良いので左側の程度が良いカウルが見つかりました。
たまたま同じ色ですがこの際、色は関係ありません。
左が使う部品、右が不要になる部品。 |
程度の良い側同士をあわせて溶接。注意する点は切り口をピッタリ合わせる為
余分を残しておいて仮組の時に入念に調整します。
位置が決まれば溶接するのみ。
ニコイチになった瞬間。 |
溶接が済んだら、不要部分を削りパテで整形しサフェーサーを塗ります。
このカウルは全体に小傷があったので全体に塗りました。
周辺の小傷を気にしないのであれば溶接部のみサフェーサーを塗って、
ボディー色も補修部分のみの方法もありますがいろいろ考えると、
カウル全体塗ってしまった方がスッキリ仕上がりますね。
塗装すればごらんの通り! |
ZX-10(アッパーカウル) |
ボディ色/ ブラック(ソリッド) |
割れ修理編 |
国産車の大半で使われているABS樹脂製のカウル類の
補修作業を紹介します。
転倒等で割れてしまったアッパーカウル、アンダーカウル、サイドカバー等は、
ほとんどの場合、新品と交換するのが、ごく当たり前になっていると思います。
ところが捨てられているカウル類を見ていると、直せばじゅうぶん使えるものばかりです。
そこでココに紹介している ZX-10 のアッパーカウルは、ごく一般的な
割れ修理です。
このカウルの場合はオーナーの希望でアンダーカウルの
取付部分を作業ついでに削除しました。
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サフェーサーが入り下地作業の終了です。 |
CBX-400R(サイドカバー) |
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割れ修理 |
《一箇所¥2,100-/無塗装》 |
こちらで紹介しているサイドカバーはオールペイントの際に
修理したケースです。
結構この部分は走行中のニーグリップやメンテナンス時の脱着で破損する事の多い部分です。
気温の低い時の脱着は特に注意しなければなりません。
結構割れる所です。 溶接する前に色を剥がします。 |
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電熱ピンを溶接しました。 | |
ひび割れ部分を溶接します。 | |
僅かな凸凹をポリパテで仕上げます。 | |
サフェーサーを塗って下地の終了。 |